始まりはクールな御曹司とのとろける様な一夜から
私には、本当に、もったいないくらいの言葉。


悠人の優しさと愛が詰まった、甘い甘い、愛のささやき。


ずっとずっと一緒にいるのに、まだ、こんなにも愛してもらって…


私は…


本当に、幸せ者だと思ってる。


この今の幸せが、この先も、絶対に壊れないように…


ずっとずっと続いて欲しい。


私達は、支度を済ませ、悠人の実家に向かった。


タクシーに乗り込み、アンナは、悠人に編み込みをしてもらってる。


悠人にしてもらう、ヘアアレンジが大好きみたいで、ニコニコしながら、じっとしている。


出来上がった髪を、小さな鏡で見て、すごく喜んでる姿は、とても愛らしい。


実家に着くと、私の両親はもう来ていて、悠人の両親と仲良く談笑していた。


みんな揃って、恒例の写真撮影から始まり、ケーキのロウソクを吹き消して、ハッピーバースデーを歌った。
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