【短編】二人だけの秘密の関係。



「だって、テスト近いんだもん」


「俺が教えてあげよっか?」


「えー、晄に教えてもらうようになったら終わりだわ」


「マジでひどいんだけど!」



そう言いながら、ほっぺたを膨らませて怒る晄。


こんな言い合いをしていてもらちが明かない。


私の上に乗っている晄を押して、ベッドから起き上がろうとした。


だけど晄の力で全然身体が動かない。




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