極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
「りゅ…流星さんが運んでくれたんですか?」
それに、あの心地良い浮遊感は流星さんが運んでくれたからなのだと思うとちょっと嬉しい。つい、嬉しそうに言ってしまってまたチッと舌打ちが聞こえた。
「お前は、今どういう状態かわかってないな」
「え…あの…流星さん!?」
怒りの冷気を宿した瞳が覆いかぶさるように近づいてくる。
気がつけば私はベッドの上で横たわり、上から流星さんが見降ろしている状態になっていた。
「意識を無くしたお前を連れてくるなど容易かった。これが俺でなく風雅だったらどうする?簡単に襲われるぞ?」
「え?あの、風雅さんは私なんて襲いませんよ…」
「その根拠はどこにある」
「えっ‥と…感、です…」
無言の圧力に血の気が引いて押し黙る。
けど、風雅さんはたとえ私が裸で寝てても襲わないと思う。根拠はないけど変な自信はある。でもそんなこと言っても流星さんは納得するどころか怒り狂いそうだ。
そういえば、流星さんに会うまでは気まずいと思ってたのにいつもと変わりなく話してるのが不思議だった。流星さんが怒ってるからなんだろうけど、今日はせっかくの私の誕生日なのに怒られるのはちょっと悲しい。
それに、あの心地良い浮遊感は流星さんが運んでくれたからなのだと思うとちょっと嬉しい。つい、嬉しそうに言ってしまってまたチッと舌打ちが聞こえた。
「お前は、今どういう状態かわかってないな」
「え…あの…流星さん!?」
怒りの冷気を宿した瞳が覆いかぶさるように近づいてくる。
気がつけば私はベッドの上で横たわり、上から流星さんが見降ろしている状態になっていた。
「意識を無くしたお前を連れてくるなど容易かった。これが俺でなく風雅だったらどうする?簡単に襲われるぞ?」
「え?あの、風雅さんは私なんて襲いませんよ…」
「その根拠はどこにある」
「えっ‥と…感、です…」
無言の圧力に血の気が引いて押し黙る。
けど、風雅さんはたとえ私が裸で寝てても襲わないと思う。根拠はないけど変な自信はある。でもそんなこと言っても流星さんは納得するどころか怒り狂いそうだ。
そういえば、流星さんに会うまでは気まずいと思ってたのにいつもと変わりなく話してるのが不思議だった。流星さんが怒ってるからなんだろうけど、今日はせっかくの私の誕生日なのに怒られるのはちょっと悲しい。