極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
「まだ惚けんなら、俺が叶ちゃんを貰うぞ?」
「…叶は俺のだ、お前にはやらん」
「お?おやおや、やっと自覚したか?」
「……」
ニヤリと笑った斗真さんに流星さんは渋い顔をした。これはいったいどういう意味なのだろう?
楽しげに笑う斗真さんから私のミュールを奪い取った流星さんは私の前に来るといきなり抱き上げられた。
「わっ!流星さん?」
「落ちるぞ、しっかり掴まっていろ」
「あ、あのこれは…」
不機嫌そうな流星さんに睨まれ何も言えず、恐る恐る首に手を回した。
憧れのお姫様抱っこをされて嬉恥ずかし顔を赤らめてると斗真さんと目が合った。
「良かったな、叶ちゃん。やっとこの朴念仁、気付いたようだよ。誰が一番大切か」
「え…?」
ずんずん歩いて行く流星さんがすぐに開いたエレベーターに乗り込んでしまったためひらひらと手を振る斗真さんに私はぽかんと見てるしかなかった。
「おっと、僕も乗せてよね」
閉まりかけたドアに滑り込んだ和泉さんがくすくす笑っている。
「叶ちゃんの手当てをしないとね。僕の部屋に寄る?」
「いい、それぐらいできる」
不機嫌なまま流星さんが返事をすると肩を竦めた和泉さんはまた笑っていた。
「…叶は俺のだ、お前にはやらん」
「お?おやおや、やっと自覚したか?」
「……」
ニヤリと笑った斗真さんに流星さんは渋い顔をした。これはいったいどういう意味なのだろう?
楽しげに笑う斗真さんから私のミュールを奪い取った流星さんは私の前に来るといきなり抱き上げられた。
「わっ!流星さん?」
「落ちるぞ、しっかり掴まっていろ」
「あ、あのこれは…」
不機嫌そうな流星さんに睨まれ何も言えず、恐る恐る首に手を回した。
憧れのお姫様抱っこをされて嬉恥ずかし顔を赤らめてると斗真さんと目が合った。
「良かったな、叶ちゃん。やっとこの朴念仁、気付いたようだよ。誰が一番大切か」
「え…?」
ずんずん歩いて行く流星さんがすぐに開いたエレベーターに乗り込んでしまったためひらひらと手を振る斗真さんに私はぽかんと見てるしかなかった。
「おっと、僕も乗せてよね」
閉まりかけたドアに滑り込んだ和泉さんがくすくす笑っている。
「叶ちゃんの手当てをしないとね。僕の部屋に寄る?」
「いい、それぐらいできる」
不機嫌なまま流星さんが返事をすると肩を竦めた和泉さんはまた笑っていた。