極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい

広いベッドに横たえられ素早く隣に寝そべった流星さんが横から私を抱きしめる。
脚はスースーするし、昨夜の甘い時間を思い出して胸が高鳴る。
「あ…あの、流星さん…」
「期待させて申し訳ないが、今日は何もしない。すぐ逃げる叶を捕まえておきたいんだ」
「も、もう…逃げませんよ…」
ドキドキしてたのが伝わったらしくて全身から火が噴きそうだった。
「ずっと寝不足だったんだ。安心して眠らせてくれ…」
ふっと笑った流星さんはもう眠そうで瞼を閉じた。
「私はここに居ます。流星さん安心して眠って下さい」
「叶…愛している…」
すっと眠りに入る前に囁いた言葉が耳に入ってきて、感無量で眠った流星さんを見つめた。
「私も、愛してます、流星さん」
こっそり流星さんの頬にキスをして、胸に顔を埋めて幸せに満たされ私も眠った。