極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
言葉を濁す斗真さんに私は喰いつくようにお願いした。
「お、お願いします!流星さんに会わせてください!流星さん電話にも出てくれないし、梶原さんも今は会わない方がいいって言って取り合ってくれないんです!」
「あ~、俺も会わない方がいいと思うぞ?」
「どうしてですか!?」
「あいつ今自暴自棄になってると言うか…」
「それは…好きな人にフラれたからですか?」
「え?なんでそれを…」
目を丸くする斗真さん。やっぱり斗真さんも流星さんに好きな人がいると知っていたんだ。
「梶原さんから聞いたんです。好きな人がいたなんて私知らなくて…新山さんとの結婚も拒んでいたのに好きな人にフラれるなんて、流星さんが可哀そうです…」
あんなに素敵な人なのに、その人は何で振ったのだろう。私には理解できない。
流星さんはどんなに傷心してるだろうと思うと自分の事のように胸が痛んだ。
「いや、それ、なんか間違ってないか?」
梶原は何を言ったんだ?と斗真さんは腕を組んで唸り出す。
「お願いします…流星さんに会いたい…」
弱り切った私の声に斗真さんは顔を上げた。
「……わかったよ、会わせてあげる」
その一言に私は目を輝かせた。
「お、お願いします!流星さんに会わせてください!流星さん電話にも出てくれないし、梶原さんも今は会わない方がいいって言って取り合ってくれないんです!」
「あ~、俺も会わない方がいいと思うぞ?」
「どうしてですか!?」
「あいつ今自暴自棄になってると言うか…」
「それは…好きな人にフラれたからですか?」
「え?なんでそれを…」
目を丸くする斗真さん。やっぱり斗真さんも流星さんに好きな人がいると知っていたんだ。
「梶原さんから聞いたんです。好きな人がいたなんて私知らなくて…新山さんとの結婚も拒んでいたのに好きな人にフラれるなんて、流星さんが可哀そうです…」
あんなに素敵な人なのに、その人は何で振ったのだろう。私には理解できない。
流星さんはどんなに傷心してるだろうと思うと自分の事のように胸が痛んだ。
「いや、それ、なんか間違ってないか?」
梶原は何を言ったんだ?と斗真さんは腕を組んで唸り出す。
「お願いします…流星さんに会いたい…」
弱り切った私の声に斗真さんは顔を上げた。
「……わかったよ、会わせてあげる」
その一言に私は目を輝かせた。