極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
大和さんが目を見開いて茉子ちゃんを凝視している。茉子ちゃんは振り返ってはにかんだ。
「あ、大和さん、休憩中?お疲れ様」
ここはアパレルなど立ち並ぶフロア。大和さんは休憩中にたまたま通りかかったようでいつもの着物姿だった。
「茉子ちゃん、その恰好…」
「なに?何か変?」
「…ちょっと露出させ過ぎじゃない?」
不機嫌そうに顔を歪める大和さんにおや?と思う。それに全然私の事は目に入ってないみたい。
「え?そんなことないと思うけど?ねえ、叶ちゃん?」
「え?あ…うん…」
「あれ、叶ちゃん。叶ちゃんは清楚な格好だね。茉子ちゃんもこういう格好しなよ。足出し過ぎ」
「え~?いいじゃない足出したって!夏なんだし!大和さんにそんなこと言われたくない!」
ぷんと怒り出した茉子ちゃんは、いこ!と、私の腕を強引に引っ張って歩き出す。
「ま、茉子ちゃん?」
「もう!知らない!大和さんなんて!」
プンプン怒ってる茉子ちゃんに今はついて行くしかない。後ろを振り向くと顔を覆い項垂れてる大和さんが見えた。
「あ、大和さん、休憩中?お疲れ様」
ここはアパレルなど立ち並ぶフロア。大和さんは休憩中にたまたま通りかかったようでいつもの着物姿だった。
「茉子ちゃん、その恰好…」
「なに?何か変?」
「…ちょっと露出させ過ぎじゃない?」
不機嫌そうに顔を歪める大和さんにおや?と思う。それに全然私の事は目に入ってないみたい。
「え?そんなことないと思うけど?ねえ、叶ちゃん?」
「え?あ…うん…」
「あれ、叶ちゃん。叶ちゃんは清楚な格好だね。茉子ちゃんもこういう格好しなよ。足出し過ぎ」
「え~?いいじゃない足出したって!夏なんだし!大和さんにそんなこと言われたくない!」
ぷんと怒り出した茉子ちゃんは、いこ!と、私の腕を強引に引っ張って歩き出す。
「ま、茉子ちゃん?」
「もう!知らない!大和さんなんて!」
プンプン怒ってる茉子ちゃんに今はついて行くしかない。後ろを振り向くと顔を覆い項垂れてる大和さんが見えた。