極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
お目当てのシューズショップに着いたけど茉子ちゃんはまだご機嫌斜め。私の靴を選んでるふりして怒ってた。
「茉子ちゃん?大和さんは茉子ちゃんを心配して言ったんだと思うよ?」
「何を心配するの?きっと大和さんこの格好が似合わなくて醜いからやめろって言ったんだよ…」
何とか機嫌を直してもらおうと声を掛けたら目をウルウルさせるから慌ててしまう。
「ちっ違うよ!茉子ちゃんすっごい似合ってるよ?可愛いよ!それは私が保証する!大和さんはきっとヤキモチ妬いたんだよ」
「ヤキモチ?」
「そうだよ、大和さん茉子ちゃんが可愛すぎて他の男の人に茉子ちゃんを見られたくなかったんだよ」
「そ、そんなこと…ある訳ないじゃない…」
自信なさ気に段々声が小さくなる茉子ちゃんは俯いてしまった。
「大和さんは茉子ちゃんの事大事に思ってると思うな」
無粋なことはしたくないからこれ以上はあまり言えないけど、きっと二人は想い合ってる。こんな喧嘩みたいなことしないで二人とも早く気付いて欲しいなと思う。
茉子ちゃんは少し顔を上げちらりと見てきた。
「そう…かな?」
「そうだよ、きっと大和さん言い過ぎたかなって思ってると思うよ?」
さっき項垂れてたのはきっとそう、大和さんは落ち込んでるに違いない。
「わたしも一人で怒っちゃって、後で大和さんに謝ろうかな…」
「うん、大和さん怒ってないと思うけど、仲直りは早い方がいいよ?」
「うん、そうする」
ホッとしてやっと笑顔を見せた茉子ちゃんに安心する。好きな人と仲違いなんてこんな辛い事ないもの良かった。そう思って自分の胸がツキンと痛む。
「茉子ちゃん?大和さんは茉子ちゃんを心配して言ったんだと思うよ?」
「何を心配するの?きっと大和さんこの格好が似合わなくて醜いからやめろって言ったんだよ…」
何とか機嫌を直してもらおうと声を掛けたら目をウルウルさせるから慌ててしまう。
「ちっ違うよ!茉子ちゃんすっごい似合ってるよ?可愛いよ!それは私が保証する!大和さんはきっとヤキモチ妬いたんだよ」
「ヤキモチ?」
「そうだよ、大和さん茉子ちゃんが可愛すぎて他の男の人に茉子ちゃんを見られたくなかったんだよ」
「そ、そんなこと…ある訳ないじゃない…」
自信なさ気に段々声が小さくなる茉子ちゃんは俯いてしまった。
「大和さんは茉子ちゃんの事大事に思ってると思うな」
無粋なことはしたくないからこれ以上はあまり言えないけど、きっと二人は想い合ってる。こんな喧嘩みたいなことしないで二人とも早く気付いて欲しいなと思う。
茉子ちゃんは少し顔を上げちらりと見てきた。
「そう…かな?」
「そうだよ、きっと大和さん言い過ぎたかなって思ってると思うよ?」
さっき項垂れてたのはきっとそう、大和さんは落ち込んでるに違いない。
「わたしも一人で怒っちゃって、後で大和さんに謝ろうかな…」
「うん、大和さん怒ってないと思うけど、仲直りは早い方がいいよ?」
「うん、そうする」
ホッとしてやっと笑顔を見せた茉子ちゃんに安心する。好きな人と仲違いなんてこんな辛い事ないもの良かった。そう思って自分の胸がツキンと痛む。