あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~
先輩のまっすぐな気持ちが詰まった言葉たちに私は涙が流れるのを気にもせずに夢中でノートを読み進めた。

素直にうれしい。

素直に温かい。

先輩と再会した時からのことを思い出しながら、先輩からの言葉を思い出しながらノートを読み進めていると、懐かしさもこみ上げた。

まだ再会して一年もたっていないのに。

この一年近い時間があまりにも内容が濃くて、思い出も多い。

胸に焼き付けたいと思っていた場面が次々に浮かんできた。

あの時の先輩はこんな気持ちだったのだと改めて知りながらどんどんとページをめくっていった。
< 408 / 494 >

この作品をシェア

pagetop