あなたの隣~憧れ先輩と営業外回りペアになりました~
何度も何度も人目を気にせず私たちは口づけを交わしてから、先輩と私は私のアパートの部屋に入った。

玄関に入ってからも私は先輩に抱き着いて離れない。
先輩も私の体を離さない。

「愛してる」
「私も。大好き。愛してる。」
「会いたかった」
「私も。」

何度もそんな会話をした後、先輩は私をまっすぐに見つめながら言った。

「知佳。結婚しよう。」
「・・・」
「ずっと一緒にいよう。」
「・・・」
「もう離さない」
と。
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