きみとずぅっと一緒にいたいよ。

芽衣の想い

芽衣はあたしの顔をじっと見て

「なんで、サボったん?」

っていきなり聞いてきた。

あたしは一瞬ドキってしたけど平然を装って

「なんでもないよぉ。ちょっと寝ちゃっただけだしっ」

あたしはウソつくのが下手。

すぐバレる。

でも、さっきのウソにはなんか自信があった。

「ウソつき!」

ありゃ。やっぱりバレてる。

でも、いくら友達の芽衣でもあのことだけは知られたくなかった。

だって芽衣は誠が好きだから。

「ウソじゃないよぉ!!!あたしが信じられん?」

「芽衣、知ってるよ!?」

あたしは背筋がゾクってした。
まさかと思いつつ引きつった笑顔で

「何を?」

正直聞くのが怖かった。

芽衣との関係が壊れそうで。
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