【女の事件】黒煙のレクイエム
第47話
事件は、2025年６月10日の夜10時過ぎに北海道砂川市の中心部の交差点で発生した。
(キーッ!!ドスンドスン!!ドカーン!!)
事故は、青信号が短い時間の側の交差点から入ってきた軽ワゴン車が赤信号を無視して走ってきましたマゼンタレッドのミニバンと衝突をしたはずみで、反対側から走ってきたジープにも衝突をして２台が炎上をして、軽ワゴン車に乗っていた家族５人とジープに乗っていた会社員の男性が亡くなった。
２台の車に衝突をしたミニバンを運転していたのは、こともあろうに砂川市から55キロ離れた自動車教習所で合宿免許に来ていたひろのりであった。
「何だよ…何なのだよ…にっ逃げよう…合宿免許中に事故を起こしたことが知られたら…ワーッ…」
ひろのりは、合宿免許中にメイテイ運転による交通事故を起こして６人を死なせてしまった。
ひろのりは、合宿免許中に飲酒運転をしていたことが発覚すると免許がもらえなくなることが恐いので、その場から逃げ出した。
翌日の朝のテレビのニュースで、北海道砂川市で６人が亡くなった交通死亡事故のニュースが報じられている中で、合宿免許の事務局からひろゆきの家に電話がかかってきて、ひろのりが10日以上前から教習所のカリキュラムを受けていない上に、教習所の生徒さんたちともめ事を繰り返していて、教習課程を放棄して教習所を抜け出して行方をくらませているから、無期限保留にいたしますと言う知らせが来た。
義父母はオタオタした表情で、ひろのりに一体何があったのか心配になっていた。
それから５日後に、ひろのりは逃げ回った末に横浜市桜木町のカプセルホテルに滞在をしていたが、所持金が少なくなったので助けてほしいとホテルの人にお願いをしてケーサツを呼んでいただいた。
ひろのりは、横浜市内の警察署の生活安全課に保護されたあと、春日井市から姉・ひさよに迎えに来ていただいて、帰宅することになった。
横浜市桜木町にある警察署の生活安全課にて…
ひろのりは『オレ…本当は合宿免許やりたくなかったのだよ…北海道に行きたくなかったのだよ…』と弱々しい声で言うていた。
それを聞いていた生活安全課の課長は、怒った口調でひろのりに言うた。
「何を甘ったれたことを言うているのかね!!あなたが合宿免許に向いて行くのです!!同じことを何回も言わせるな!!」
端にいた警察官は、優しい声で『帰ったらおとーさんとおかーさんともう一度じっくりと話し合いをすればいいじゃないか…近場の教習所でも受け入れてくれるところはあるよ…』とひろのりに言うて、家に帰るようにさとした。
しばらくして、ひさよがひろのりを迎えに警察署にやって来た。
身元引き受けの手続きを済ませた後、ひろのりはひさよと一緒に新幹線とJR中央線の電車を乗り継いで春日井市の家に帰宅した。
家に帰宅をしてから６時間後の夕方６時すぎのことであった。
家のダイニングキッチンのテーブルには、祖父と義父母とひさよとひろゆきとひろのりが座っていた。
この時アタシは、夜のバイトに行ったので食卓にはいなかった。
テーブルの上には、ひさよの手作りのゆでた豚肉がたくさん入っているサラダが入っている大きめの底がある容器が真ん中に置かれていて、そばには家族が食べる分を入れる小皿がたくさん置かれていた。
義父は、北海道砂川市で発生した交通死亡事故のニュースについては言わなかったけど、ひろのりが合宿免許を放棄したあげくにリタイアをしたことについては、どぎつい声で怒鳴るだけどなり散らしていた。
「今回の問題は、ひろのりが無計画で実行をした結果合宿免許に失敗をしてしまったのだ!!どうして事前におとーさんとおかーさんに相談をしなかったのだ!?事前に相談をしておければ、近くにも受け入れてくれる教習所はあったのだぞ!!ひろのり!!」
「おとーさん、もういいでしょ…ひろのりは今回の一件で気持ちがヒヘイをしているのよ…ひろのりは、もう資格なんかいらないと言うているのだから…もうこらえてあげて…ひろゆきは仕事を終えてクタクタになっていて、お腹すかせているのよ…もうごはんを食べましょう…ひろのり…おとーさんにあやまりなさい!!」
「ごめんなさいと言えばいいんだろ…ごめんなさい…こらえてくれよな…」
「ひろのり!!お前はやっぱり資格なんか取るな!!分かっていたら返事をしろ!!明日から職場に戻れ!!」
「おとーさん!!ひろのりはあやまっているのだからこらえてあげて…ごはんを食べましょう…ひさよ…みんなが食べるサラダを小皿に分けてあげて…」
ひさよは、大きめの底がある容器に入っているサラダを小皿に分けていた。
「はいおじいちゃん。」
「ありがとう。」
ひさよは家族が食べるサラダを小皿に分けていたが、ひろのりがオレの分がないと怒って小皿を祖父に投げつけた。
(ガシャーン!!)
「オラジジイ!!」
「なっ何なのだよ…」
「今さっき何て言ったのだ!?オレのことを鼻から笑いやがったな!!オラ!!」
「ひろのり!!おじいちゃんは何も悪いことをしていないのよ!!どうして小皿を投げつけたのよ!?」
「だまれ!!オレが食べる分を横取りしたから投げつけた!!」
「横取りをしていないわよ!!お姉ちゃんが順番にサラダを小皿に分けているのよ!!どうしておじいちゃんに八つ当たりをするのよ!?」
「オラ!!ひさよ!!」
(ビュー…)
ひろのりは、ひさよにフォークを右手に思い切り投げつけた。
「ひろのり!!」
「何やオドレ!!」
「どうしてお姉ちゃんにフォークを投げつけるのよ!!」
「何やオドレ!!オドレらぶっ殺してやる!!ワーッ!!」
(ガラガラガラガシャーン!!)
思い切りキレてしまったひろのりは、食卓をひっくり返した後、大声を張り上げて暴れていた。
「オドレ!!よくもオレのことをよってたかってグロウしやがったな!!」
「ワシはグロウしていないよぉ…グロウしていないよぉ…」
「ふざけるな!!オドレバカ兄!!オドレはインテリだからぶっ殺してやる!!」
「やめてくれ…」
祖父とひろゆきと義母はひろのりに殴られぱなしになっていたので、反撃することができなかった。
みかねた義父は、ゴルフのウッドをふりまわしてひろのりにイカクをした後にこう怒鳴り付けた。
「出て行け!!親きょうだいに暴力をふるうのだったら出て行け!!」
ひろのりは、真っ赤な目をして父親をにらみつけながら怒鳴っていた。
「ああ出て行くよ!!こんなボロ家出て行くよ!!オドレのようなバカ父親のことを一生うらみとおすからな!!」
「出て行け!!出て行けと言うのが分からないのか!?」
「言わなくても出て行くよ!!オラ!!」
(ガツーン!!)
ひろのりは、父親を思い切りグーで殴りつけた。
「出て行け!!親を殴ったのだから出て行け!!」
父親に怒鳴られたひろのりは、その後家から飛び出してしまった。
母親とひさよは、くすんくすんと泣いていた。
ひろゆきは、ごはんいらないと言う表情でリビングをあとにした。
父親から出て行けと言われて、家出をしたひろのりは、春日井市内の居酒屋をはしごして浴びるほど酒をのんだあと、中心部を流れる川の河川敷の公園のベンチで横になって寝ていた。
その時であった。
「おにーちゃん…どーしたのかな…」
この時であったが、ホームレスの若い男性がひろのりのそばにやって来た。
「何やオドレは…ワーッ!!」
ひろのりは、ホームレスの若い男性に鉄パイプでシツヨウに殴り付けていた。
それから15分後のことであった。
「ああ!!何をやっているのだね!!やめなさい!!」
降り悪く、防犯パトロール中の警察官が現場を通りかかった。
「何やオドレは!!ワーッ!!」
(ガツーン!!)
ひろのりは、鉄パイプで警察官の頭を思い切り殴って殺した後、その場から逃走した。
ひろのりは、河川敷の公園から500メートル先の路地でチンピラの男６人のグループとぶつかってしまった。
「オラオドレ!!オドレはどこ向いて歩いているのだ!?」
「何や!!ぶつかってきたのはオドレの方だ!!」
「やるのか!?」
「オレはムシャクシャしていてムシの居所が悪いのだよ!!」
「オラ!!やっちまえ!!」
ひろのりは、６人のチンピラと乱闘騒ぎを起こしてしまった。
ひろのりは、チンピラたちからシツヨウにけられてボロボロに傷いた。
しかし…
よろけた体でチンピラの体にへばりついたひろのりは、シツヨウに抵抗をしていた。
そして、ひろのりはチンピラのふところからトカレフを奪い取った後、チンピラたちに向けて発砲した。
(ズドーン!!ズドーン!!)
チンピラのひとりが撃たれて殺されたので、５人のチンピラたちは、怖くなって逃げようとしていた。
「ワーッ、にっ逃げろ…」
「オドレ弱虫チンピラ!!」
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
５人のチンピラは、ひろのりに奪い取られたトカレフで撃たれて殺された。
ひろのりは、最初に発砲したチンピラにもさらに２～３発発砲した。
「あわわわ…何だよ…何だよ…ワーッ…」
怖くなったひろのりは、トカレフを捨ててその場から逃走した。
河川敷で鉄パイプで襲撃をされたホームレスの若い男性と警察官は、まもなく死亡した。
翌日、北海道警は砂川市で発生した交通死亡事故を起こした容疑者が合宿免許中であったひろのりが飲酒をして車を盗んだ上に事故を起こしていたことが明らかになった。
北海道警はひろのりを特別手配をして逮捕状を発行した。
メイテイ運転による死亡事故・ホームレスの若い男性と警察官を鉄パイプで死なせたこと・そしてチンピラの男６人をトカレフで撃って死なせた事件の容疑者になってしまったひろのりは、翌日に父親から戸籍をはずされてカンドウされた。
しかし、ひろゆきの家庭ではひろのりがカンドウされてから３日後に恐ろしい悲劇に襲われた。
ひろのりは、住所不定で本籍地なしの状態で道警から特別手配をされて追われることになった。
(キーッ!!ドスンドスン!!ドカーン!!)
事故は、青信号が短い時間の側の交差点から入ってきた軽ワゴン車が赤信号を無視して走ってきましたマゼンタレッドのミニバンと衝突をしたはずみで、反対側から走ってきたジープにも衝突をして２台が炎上をして、軽ワゴン車に乗っていた家族５人とジープに乗っていた会社員の男性が亡くなった。
２台の車に衝突をしたミニバンを運転していたのは、こともあろうに砂川市から55キロ離れた自動車教習所で合宿免許に来ていたひろのりであった。
「何だよ…何なのだよ…にっ逃げよう…合宿免許中に事故を起こしたことが知られたら…ワーッ…」
ひろのりは、合宿免許中にメイテイ運転による交通事故を起こして６人を死なせてしまった。
ひろのりは、合宿免許中に飲酒運転をしていたことが発覚すると免許がもらえなくなることが恐いので、その場から逃げ出した。
翌日の朝のテレビのニュースで、北海道砂川市で６人が亡くなった交通死亡事故のニュースが報じられている中で、合宿免許の事務局からひろゆきの家に電話がかかってきて、ひろのりが10日以上前から教習所のカリキュラムを受けていない上に、教習所の生徒さんたちともめ事を繰り返していて、教習課程を放棄して教習所を抜け出して行方をくらませているから、無期限保留にいたしますと言う知らせが来た。
義父母はオタオタした表情で、ひろのりに一体何があったのか心配になっていた。
それから５日後に、ひろのりは逃げ回った末に横浜市桜木町のカプセルホテルに滞在をしていたが、所持金が少なくなったので助けてほしいとホテルの人にお願いをしてケーサツを呼んでいただいた。
ひろのりは、横浜市内の警察署の生活安全課に保護されたあと、春日井市から姉・ひさよに迎えに来ていただいて、帰宅することになった。
横浜市桜木町にある警察署の生活安全課にて…
ひろのりは『オレ…本当は合宿免許やりたくなかったのだよ…北海道に行きたくなかったのだよ…』と弱々しい声で言うていた。
それを聞いていた生活安全課の課長は、怒った口調でひろのりに言うた。
「何を甘ったれたことを言うているのかね!!あなたが合宿免許に向いて行くのです!!同じことを何回も言わせるな!!」
端にいた警察官は、優しい声で『帰ったらおとーさんとおかーさんともう一度じっくりと話し合いをすればいいじゃないか…近場の教習所でも受け入れてくれるところはあるよ…』とひろのりに言うて、家に帰るようにさとした。
しばらくして、ひさよがひろのりを迎えに警察署にやって来た。
身元引き受けの手続きを済ませた後、ひろのりはひさよと一緒に新幹線とJR中央線の電車を乗り継いで春日井市の家に帰宅した。
家に帰宅をしてから６時間後の夕方６時すぎのことであった。
家のダイニングキッチンのテーブルには、祖父と義父母とひさよとひろゆきとひろのりが座っていた。
この時アタシは、夜のバイトに行ったので食卓にはいなかった。
テーブルの上には、ひさよの手作りのゆでた豚肉がたくさん入っているサラダが入っている大きめの底がある容器が真ん中に置かれていて、そばには家族が食べる分を入れる小皿がたくさん置かれていた。
義父は、北海道砂川市で発生した交通死亡事故のニュースについては言わなかったけど、ひろのりが合宿免許を放棄したあげくにリタイアをしたことについては、どぎつい声で怒鳴るだけどなり散らしていた。
「今回の問題は、ひろのりが無計画で実行をした結果合宿免許に失敗をしてしまったのだ!!どうして事前におとーさんとおかーさんに相談をしなかったのだ!?事前に相談をしておければ、近くにも受け入れてくれる教習所はあったのだぞ!!ひろのり!!」
「おとーさん、もういいでしょ…ひろのりは今回の一件で気持ちがヒヘイをしているのよ…ひろのりは、もう資格なんかいらないと言うているのだから…もうこらえてあげて…ひろゆきは仕事を終えてクタクタになっていて、お腹すかせているのよ…もうごはんを食べましょう…ひろのり…おとーさんにあやまりなさい!!」
「ごめんなさいと言えばいいんだろ…ごめんなさい…こらえてくれよな…」
「ひろのり!!お前はやっぱり資格なんか取るな!!分かっていたら返事をしろ!!明日から職場に戻れ!!」
「おとーさん!!ひろのりはあやまっているのだからこらえてあげて…ごはんを食べましょう…ひさよ…みんなが食べるサラダを小皿に分けてあげて…」
ひさよは、大きめの底がある容器に入っているサラダを小皿に分けていた。
「はいおじいちゃん。」
「ありがとう。」
ひさよは家族が食べるサラダを小皿に分けていたが、ひろのりがオレの分がないと怒って小皿を祖父に投げつけた。
(ガシャーン!!)
「オラジジイ!!」
「なっ何なのだよ…」
「今さっき何て言ったのだ!?オレのことを鼻から笑いやがったな!!オラ!!」
「ひろのり!!おじいちゃんは何も悪いことをしていないのよ!!どうして小皿を投げつけたのよ!?」
「だまれ!!オレが食べる分を横取りしたから投げつけた!!」
「横取りをしていないわよ!!お姉ちゃんが順番にサラダを小皿に分けているのよ!!どうしておじいちゃんに八つ当たりをするのよ!?」
「オラ!!ひさよ!!」
(ビュー…)
ひろのりは、ひさよにフォークを右手に思い切り投げつけた。
「ひろのり!!」
「何やオドレ!!」
「どうしてお姉ちゃんにフォークを投げつけるのよ!!」
「何やオドレ!!オドレらぶっ殺してやる!!ワーッ!!」
(ガラガラガラガシャーン!!)
思い切りキレてしまったひろのりは、食卓をひっくり返した後、大声を張り上げて暴れていた。
「オドレ!!よくもオレのことをよってたかってグロウしやがったな!!」
「ワシはグロウしていないよぉ…グロウしていないよぉ…」
「ふざけるな!!オドレバカ兄!!オドレはインテリだからぶっ殺してやる!!」
「やめてくれ…」
祖父とひろゆきと義母はひろのりに殴られぱなしになっていたので、反撃することができなかった。
みかねた義父は、ゴルフのウッドをふりまわしてひろのりにイカクをした後にこう怒鳴り付けた。
「出て行け!!親きょうだいに暴力をふるうのだったら出て行け!!」
ひろのりは、真っ赤な目をして父親をにらみつけながら怒鳴っていた。
「ああ出て行くよ!!こんなボロ家出て行くよ!!オドレのようなバカ父親のことを一生うらみとおすからな!!」
「出て行け!!出て行けと言うのが分からないのか!?」
「言わなくても出て行くよ!!オラ!!」
(ガツーン!!)
ひろのりは、父親を思い切りグーで殴りつけた。
「出て行け!!親を殴ったのだから出て行け!!」
父親に怒鳴られたひろのりは、その後家から飛び出してしまった。
母親とひさよは、くすんくすんと泣いていた。
ひろゆきは、ごはんいらないと言う表情でリビングをあとにした。
父親から出て行けと言われて、家出をしたひろのりは、春日井市内の居酒屋をはしごして浴びるほど酒をのんだあと、中心部を流れる川の河川敷の公園のベンチで横になって寝ていた。
その時であった。
「おにーちゃん…どーしたのかな…」
この時であったが、ホームレスの若い男性がひろのりのそばにやって来た。
「何やオドレは…ワーッ!!」
ひろのりは、ホームレスの若い男性に鉄パイプでシツヨウに殴り付けていた。
それから15分後のことであった。
「ああ!!何をやっているのだね!!やめなさい!!」
降り悪く、防犯パトロール中の警察官が現場を通りかかった。
「何やオドレは!!ワーッ!!」
(ガツーン!!)
ひろのりは、鉄パイプで警察官の頭を思い切り殴って殺した後、その場から逃走した。
ひろのりは、河川敷の公園から500メートル先の路地でチンピラの男６人のグループとぶつかってしまった。
「オラオドレ!!オドレはどこ向いて歩いているのだ!?」
「何や!!ぶつかってきたのはオドレの方だ!!」
「やるのか!?」
「オレはムシャクシャしていてムシの居所が悪いのだよ!!」
「オラ!!やっちまえ!!」
ひろのりは、６人のチンピラと乱闘騒ぎを起こしてしまった。
ひろのりは、チンピラたちからシツヨウにけられてボロボロに傷いた。
しかし…
よろけた体でチンピラの体にへばりついたひろのりは、シツヨウに抵抗をしていた。
そして、ひろのりはチンピラのふところからトカレフを奪い取った後、チンピラたちに向けて発砲した。
(ズドーン!!ズドーン!!)
チンピラのひとりが撃たれて殺されたので、５人のチンピラたちは、怖くなって逃げようとしていた。
「ワーッ、にっ逃げろ…」
「オドレ弱虫チンピラ!!」
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
５人のチンピラは、ひろのりに奪い取られたトカレフで撃たれて殺された。
ひろのりは、最初に発砲したチンピラにもさらに２～３発発砲した。
「あわわわ…何だよ…何だよ…ワーッ…」
怖くなったひろのりは、トカレフを捨ててその場から逃走した。
河川敷で鉄パイプで襲撃をされたホームレスの若い男性と警察官は、まもなく死亡した。
翌日、北海道警は砂川市で発生した交通死亡事故を起こした容疑者が合宿免許中であったひろのりが飲酒をして車を盗んだ上に事故を起こしていたことが明らかになった。
北海道警はひろのりを特別手配をして逮捕状を発行した。
メイテイ運転による死亡事故・ホームレスの若い男性と警察官を鉄パイプで死なせたこと・そしてチンピラの男６人をトカレフで撃って死なせた事件の容疑者になってしまったひろのりは、翌日に父親から戸籍をはずされてカンドウされた。
しかし、ひろゆきの家庭ではひろのりがカンドウされてから３日後に恐ろしい悲劇に襲われた。
ひろのりは、住所不定で本籍地なしの状態で道警から特別手配をされて追われることになった。
