ripe不機嫌な俺様彼氏のご寵愛
居酒屋を出る時はもうPM10:00を
回っていた。
結衣ちゃんと2人で店を出た
華の営業部もそれぞれ
自分の住処へと帰って行った。
結衣と依織は駅は一緒だけど反対
方向なので違うホームに別れた。
結衣ちゃんもかなり飲んで
ウイーヒック
私も何時もより飲んだなー
依織は赤い火照った頬を撫でる。
美人とまでは行かないけど
普通にはモテるし
頭の中には奏月に
寄っかかる先輩の姿が・・
今は仲良くヤってんだろうなー
チッキショーウWww
4月半ばなのにやはり夜は
少し冷える。
そう言えば奏月と真奈先輩
居酒屋にはもう居なかったな‼
いつ出ていった?
ヤッパリ二人は・・
あーあ💦今になって酔いが
回る😵💫
やめよう、やめよう。
惨めになるだけだよ。
2人とも大人なんだし、私は
もう大人・・・なのかな‼
成人式したばっか‼だしね。
そんなモヤモヤした気持ちを
引っ張りながら流れる街の灯りを
見ていた。
ポワンポワンする。
そうこうしてると15分で最寄り駅
に着いた。
酒は飲んでも呑まれるな!
私酔ってないよねーぇ
《《そうだ‼スーパーでアイス‼》》
お風呂上がりのアイスはぁ
フウゥゥゥーーーーーーッッ!!!
かく別にィ
美味いよね〜ぇ♬๑'ڡ'๑୨♡
かぁ、買っとかぁないとね!ね‼
ヨロヨロヨロ
塩辛いの食べたからかな
(イヤイヤそれは関係ない)
急にテンションが上がり、アパート
近くのスーパーにGO
幸せ〜のぉジャージィソフト♬
クリーム♬
おーコレコレ
&デカ版の箱アイス♬
半分が抹茶で半分がバニラぁ〜♬
「依織、やっぱ少し酔ってるな‼」
《《ん?なに?あ‼そうだ↗‼ん?》》
依織の腕に下げていた
お店の黄色いカゴを誰かが持った
気がする。
「これで、終わりか?」
「まだまだ、ポテチ、煎餅、とケーキ
でも、なんか疲れちゃった。」
「ここ、座って待ってろ‼
ポテチ、煎餅、ケーキな‼
会計してくるから。」
「う・・・ん。羊🐑羊がぁ〜
一匹、羊が2匹 羊がぁ三匹
ウッヒョヒョ眠〜い。
羊がぁ、見えるぅ
メェメェメェ・・・🐑💤🐑💤🐑💤」
「お客様、それ、綿菓子
綿菓子。
元に戻してください。」
「うぃ〜ヒック
お、おばさーん。
ごぉめんな サイッ‼」
ヘヘヘッ
依織は綿菓子と羊を間違えた
白い綿菓子をじーっと見る
「おば、オバサン?私、
まだ28ですけどっ😠
知っれいなっ‼」
夜の24時間スーパーの店員さんは
依織が引っ張り出した綿菓子を
棚の陳列に片付けながらプンプン
「きょ・・・飲みすzzZぎ・・・て
ありが冬眠.zzzなんちゃって
ZZZ zz・・・zz」
依織は超ご機嫌。
そう依織は酔っ払っていた
それをしっかりしていると勘違い
酔っ払いには良くある出来事。
夜が過ぎれば朝がくる。
世間平等に朝は来る。
🐓☀️ハイあ夜が空け㋡た☀️
「う・・・ん。なんか生ぬるーい
気持ちいい。背中が暖かい
スースース
人肌?´ᵕᴗᵕ`💤💤気持ちいい
昼がキターキター゚+..+゚のか?
もう昼か?
うっすらと眠りから覚め始めた依織
の鼻に☕何とも言えない芳醇
な香りプーン
「ん?珈琲か‼ 私も飲みたい。
喉乾い・・・た?」
依織が目を覚ますと黒いベッドカバー
にダブルベッド
カーテンはモスグリーン?
あれ?あれ?あれえー๑ºдº๑!!
頭ついて行かない
ベッドの横には正方形の大きな
ダンボール箱があった。
デカいテレビが置いてあり
依織は長い白いトレーナーを着ていた
膝の上までありミニスカみたいだ‼
「あああ、ついにやっちまったか?
誰のお家だろう。
最寄り駅に着くまではしっかり
していた?と思う。
それから先の記憶が・・・ぷっっん。
「どうしよう。
黙って入っちゃった?
よそ様の家に?
警察行き?
に、逃げよう。
悪気あったわけじゃないし、
窃盗目的でもないし、
あー‼
もしかして・・・連れ込まれた?
コレって、ヤバイやつ?
困った困った‼」
依織はハンガーにかけてある服
をJUMPョッショウンショしてビョンピョン
慌てて服を掴み取り
トレーナーを脱ぎダッシュで着替
えた。
どうみても男性のお宅の様だ。
5LDKは有りそう。
お金持ち・・・だな!
今どき流行らない ヌキ足
さし足
忍び足
ドアを開けキョロキョロつま先立て
廊下をソソソと滑るように進む
リビングをしばし眺めてみる。
黒を基調に家具がならんでいる。
ソファは革張り高ソー。
「やっぱ、お金持ち‼ヤバ‼」
《《あ﹏‼》》
此処で依織はベッドをそのままに
ヌケ出た事を思いだした。
しかもトレーナーも脱ぎ捨て
どんな状況にせよ、
一宿一飯の礼儀‼
これをわすれたら犬畜生にも劣る!
依織は又Uターン。
道間違えて浴室に・・・
中からシャワーの音がしていたが
ピタッ
止まった。
や、やべー出て来る。
依織は咄嗟に開いた部屋の
クローゼットに入りこんだ。
┣¨‡┣¨‡ ๑ΘдΘ๑┣¨キ┣¨キ*
心臓を両手に抱えているように
音がする。
ドアが空いて・・・パタン
パタン
パタンパタパタ
何か探しているような?
手早いドライヤーの
▅▆▇▉ブォォォォンと音がして、
バッタ━━━━━━━━ン
パタパタと足音が遠くなるのを
聞いていた。
『偉いせわしい人だなぁ。』
隙を見てベッドメイクをし、
詫び状をメモ帳に書き
トレーナーはクリーニングに出して
お返しします。
とドアに挟み出て行こうとしたら
カチャリドアが開いた。
アワワワ
咄嗟にカーテンの後ろに隠れた。
昨日の🌙*.。★*゚🌠よる。
「う﹏酔っちゃった!
今日山岡さんの家行っても
いいでしょう。
もう歩けなーい︎♡」
「いや、無理、
俺、彼女居ますから。」
「そんな子ポイ⌒Ꮚしちゃってぇ
私にして、ホテルいきましょう。」
そう言って真奈は俺をホテルへ
連れ込んだ。
ホテル街近くで飲み直したのは
そう言うことか‼
薄暗いあかりの中で真奈は
「シャワー浴びるから
待ってて♡ウフ」
そう言って浴室に消えた。
俺は座りTVを見ていた。
シャワーの音が消えバスローブ姿
の真奈はチラッニヤッと俺を見た。
バスローブからはだけた太もも
胸も大胆にあいている。
しかし俺は発情しない。
彼女はタイプじやない。
寿司ネタにも好みがある様に
好き嫌いはハッキリしているオレ。
ただ俺は酒飲んだあとの
シャワーだから心配して真奈が
風呂からあがるのを確認しただけだ。
何もする気はもうとう無い。
「それじゃおやすみ‼」
俺は鍛えあげた足でポンと
ソファに弾みをつけて
勢い良く部屋を出た。
真奈はポカーンとしてただ俺を
見送っていた。
急いで居酒屋へとUターン
依織が同僚の子と出てきた。
ペチャクチャペチャクチャ
駅に着くまで2人は喋りまくり
女ってよく喋る、ついていけない。
ホームで彼女と別れた依織は
真っ直ぐ進むように見えて
来た電車に速攻飛び乗った。
「え‼そっち💦」
俺も急いで飛び乗った。
「くうがースース
くうがースース」
席に座ると依織は、
直ぐ寝落ちした
俺は呆れながら依織を抱え込み
支えていた。
「おい依織何処で降りるんだ?」
「川相スース」
「全く、危ない一人にしなくて正解‼」
🚃🚃🚃🚃川相ー川相ー
「おい‼着いたぞ!
降りるぞ」
駅を出ると依織はぶつくさぶつくさ
何かを呟いている。
言ったかと思うと鼻歌歌いだして
急に走り出した。
「おい、依織危ない⚠」
依織は俺の◤◢◤◢注意◤◢◤◢
も聞かずダッシュで走り出した
そして駅前のスーパーに入り
アイスを物色し始めた。
黄色いカゴを渡したが、力が
入らないみたいでボロンと落としそう
になった。
「アイスの他に何かいるか?」
と聞いたら
「ポテチ、煎餅、ケーキ」
そう言った後眠ってしまった。
俺は会計に走り精算、それから
眠ったままの依織を連れ出したが、
依織のアパートが分からない。
俺は眠ったままの依織をお姫様抱っこ
をしてタクシーに乗り込み
さっき乗り込んだ駅を通過し
居酒屋を通過し・・・
俺のマンションに着いたのはもう
日付を回ってAm1:00
結構重い依織を大事に抱えて部屋の
前まで来た。
う﹏腕が痛い!腰が痛い‼足が痛い
正直腰がコキンと折れそうだ、
身が詰まっている
とゆうか、なんというか?
依織を抱き上げなおし、鍵を開け
何とかベッドまで
俺は、70、80の爺さんのように
腰を ㌧㌧㌧㌧㌧㌧
スカートと、服を脱がせ、俺の白い
トレーナーを着せる。
柔らかいふんわりとした依織の肌に
🐺くんがWAOーN
尻尾がフサフサ爪がニョッキッ‼
理性で何とか落ち着かせ依織を
抱き締めて眠りにつく。
山田真奈に飲まされた酒が
今回ったのか直ぐ眠った。
俺達は抱き合ったまま、眠って
いた。
朝になると依織のあしが俺の腰に
巻きついて、腕は首に巻き付いて
いて・・・「ダイターン、積極的‼」
やっと寝返りをうち俺は依織の
縛りから解放された。
しかし露になった太腿、
「ウッ‼いかん いかん‼」
山田真奈の太ももには何の感情も
無かったのに依織の太腿には
身体全身が反応するウッ
お互いの気持ちが重なって
体も重なると言うものだ‼
ここはガマンガマン・・・💦ガマン
又、尻尾も爪も封印。
シャワーを浴びて、寝室を見に行く
と依織の姿がない‼
部屋を探すが見当たらない!
俺はドライヤーを超最高速度で
乾かして依織を探しに外へ飛び出した。