ripe不機嫌な俺様彼氏のご寵愛
「お‼おはようございます。」
依織は奏月のトレーナーを着て
ミニスカ状態。
来た日と変わらない。
「寝れた?あれ?依織?」
リビングで新聞を読んでいた奏月は
依織の変な歩き方にクスクスと
笑った。
「ン〜もうっ‼
知ってる癖に‼」
「23なのに、初めてって・・・
正直嬉しかったナ
おいで。」
奏月はソファに座り依織を抱き締め
た。シャンプーの匂いがおんなじ
それだけでも依織は嬉しかった。
「あのね、「うん、何?
♡///>_<///だからァ近い近い‼」
「イイだろ!俺達はもう恋人
なんだから・・・。」
「ね、なんで23歳って
思ったの?」
「だって、入社式いたじゃん。」
「あ、ああ・・・ね。」
「ヤッパリ今、付き合うなら23〜6
だな、大人だし、子供っポイ
所もあるし、」
「じ、じ、じやあサ
私が20、21だったら
どうしてた?付き合ってた?」
「有り得んワ
まずは、手ださないし
気使うし子供だし。
無理‼ 子供は無理‼」
ガ━l||l(0Δ0)l||l━ン
「あそうなんだぁ!
(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…」
依織はニコニコしながら21になった
ばかりだと奏月に言えなかった。
歳ってそんな重要・・・か?
こだわる意味わからん。
それから奏月はベッドの横の
ダンボールに私へのお土産があると
手を引いて連れて行った。
「あー、可愛い。
貰っていいの?」
それは🐻モンのキーホルダー
早速財布につけた。
ふと気づくと奏月の財布にも🐻モン
のキーホルダーが揺れていた。
奏月は自分が誕生日来たから私迄
23になったと、勘違いしたんだな
馬鹿やろうじゃん。
しばらく23歳でいよう。
23歳になったら奏月に話そう
今は奏月のカノジョでいたい。
その日は又お泊まり
次の朝早く奏月にアパートまで
送ってもらった。
エレベーターもないアパートは
奏月のマンションとは比べもの
にならないくらいボロッチィ
でも中はリフォームしてあり
新築の様だ。
奏月も口をあんぐりしていたけど
住みやすい!
駅ちかいし、コンビニあるし、
街中より自然もある
会社まで電車で40分かかるけど
座ってればつくもん。
奏月はずっと何かを考えていた。
さっさかさ〜と着替えて奏月の車に
乗り、会社のコンビニ近くで降りる。
社内恋愛はバレたらややこしい。