隠された日記
7時半だった。ゆゆは、頭の中が混乱して

いたが、何をしたいかは分かった。

急いで、棚から日記を取り出す。そして、

一番最後のページを開ける。すると、

「1981年12月2日 大塚紗矢はここにい

た!」

「やっぱり、、」

ゆゆは、飛び降りるように階段を降りた。

そして、居間に行った。

「ねぇ、お父さん!」

「ん?」

ゆゆは、朝ごはんを食べ終わって新聞を読

みふけっている父に聞いた。

「ね、落ち着いて聞いて!お父さん、大塚紗

矢さんって人が誘拐された事件知らな

い?」

すると、父は視線を新聞からゆゆにそらし

た。
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