隠された日記
さて、「男」は次の記事に目を向けた。
(やっぱり。)
「おーい、見せたい物がある。早く来い。」
2階に続く階段を登りながら、大声で叫ぶ。
そして、一番奥の部屋のドアを開ける。
「男」は、いつものように怯えた目で自分を見つ
める少女の、手錠を解いた。
「、、どう、、しましたか?」
「見せたい物がある。一階に来い。」
「はい。」
「少女」は、「男」の少し後ろを歩いた。
リビングに着くと、「男」はソファーに座る。
「少女」は、その左隣に座った。