先生と私の恋日記
1月10日
今日は3学期最初の体育の日だった。
3学期の選択授業を決める日でもあり、私はバスケを選択しようと考えていた。
先生が担当する種目も踏まえて選びたいと思ったので、授業前にたまたま近くにいた先生に聞いた。
「先生、何担当するんですか?」
「教えね。」
私は先生に焦らされたことに対する嬉しさもあったが、教えてもらえないことに対する悔しさもあった。
結局、先生はバスケの担当じゃなかったので、私は先生と違う種目になってしまった…。
私は友達の前では「先生、先生」って騒いでいるけど、正直言うと、私より私の心臓の方がいつもうるさい。
それに、友達の前ではふざけた感じで先生の話をするけど、友達がいないところではすごく大人しくなってしまい、先生とも上手く話せない…。
本当に先生のことが好きだ。例え、友達にバカにされようともこの思いは変わらない。
だから、先生。少しはこっち見てよ…。