先生と私の恋日記

 2月16日

 今日は午後から女バレの練習だった。

 私は前の日から膝の調子が良くなかったので、体育館の隅で自主練をしていた。

 筋トレの時はマネージャーやもう1人のケガしている人の側にいた。

 すると午前練を終えた先生がストーブのガソリンを台車に積んでやってきた。

 私じゃない方の怪我した人にいろいろ質問していた。

 (私のことはどうでもいいのかな…。)

 すごくかまって欲しかった。すると、先生は

 「んで、お前はどうした?」

 そう聞いてきた。私のことも心配してくれて嬉しかった。私は

 「膝が痛いです。」

 「昨日の練習試合で?」

 「はい。」

 「やっちまったな。」

 バレー出来ないのは辛いけど、先生に心配してくれたし、たまには怪我も悪くないなぁ。

 
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