腕を失った日〜あなたを、守りたい〜
パンッ!!パンッ!!
銃声が大きく聞こえる。叶羽の怪我をしていないもう片方の足にも銃弾が当たり、男性はさらに銃を撃っていく。叶羽は崩れ落ちてしまった。しかし、それでも動こうとする。
「叶羽ちゃん、やめて。これ以上動いたらまた撃たれるよ」
美羽が泣きながらそう言ったが、叶羽は動こうとすることをやめない。黙って殺されるくらいなら、美羽を守って死ぬ方がマシだ。叶羽は言う。
「絶対!絶対に美羽ちゃんを助けるから!!あたし、あなたを守りたい!!」
血が流れ続けていく足に力を入れ、もう一度叶羽は立ち上がる。その刹那、今度は右腕を撃たれた。足とは違う痛みが走り、叶羽はまた座り込む。
「美羽ちゃん……美羽ちゃん……」
気を失ってしまいそうなほどの痛みの中、叶羽は美羽に手を伸ばす。その刹那、バンっとまた右腕が撃たれた。その刹那、肉が引き裂かれていく音が響く。
「叶羽ちゃん!!う、腕……」
美羽が顔を真っ青にする。叶羽の右腕は肘から下の部分がなくなっていた。体から離れた腕は、地面に転がっている。
銃声が大きく聞こえる。叶羽の怪我をしていないもう片方の足にも銃弾が当たり、男性はさらに銃を撃っていく。叶羽は崩れ落ちてしまった。しかし、それでも動こうとする。
「叶羽ちゃん、やめて。これ以上動いたらまた撃たれるよ」
美羽が泣きながらそう言ったが、叶羽は動こうとすることをやめない。黙って殺されるくらいなら、美羽を守って死ぬ方がマシだ。叶羽は言う。
「絶対!絶対に美羽ちゃんを助けるから!!あたし、あなたを守りたい!!」
血が流れ続けていく足に力を入れ、もう一度叶羽は立ち上がる。その刹那、今度は右腕を撃たれた。足とは違う痛みが走り、叶羽はまた座り込む。
「美羽ちゃん……美羽ちゃん……」
気を失ってしまいそうなほどの痛みの中、叶羽は美羽に手を伸ばす。その刹那、バンっとまた右腕が撃たれた。その刹那、肉が引き裂かれていく音が響く。
「叶羽ちゃん!!う、腕……」
美羽が顔を真っ青にする。叶羽の右腕は肘から下の部分がなくなっていた。体から離れた腕は、地面に転がっている。