腕を失った日〜あなたを、守りたい〜
叶羽はアクセサリーケースからリボンを取り出し、髪につける。久しぶりに美羽と遊ぶため、いつも以上におしゃれをした。
「ちょっと!私もリボンつけようと思ってたの!!かぶるから別の髪飾りにしてよ!!」
ベージュのトレンチ風ワンピースを着たお姉ちゃんが言う。叶羽の楽しい気分は一瞬にして打ち消された。舌打ちをし、お姉ちゃんを睨む。
「あたしが先にリボンにしたんだから、アンタが別をつけなさいよ!!」
「な、何よ!!アンタ年下のくせに!!」
「あ、もう時間だ。行かなきゃ〜。バイバ〜イ!!」
勝ち誇ったように叶羽はお姉ちゃんに笑い、家を出る。後ろからお姉ちゃんが喚き散らしていたが、全て無視をした。
待ち合わせ場所に叶羽は急いで向かう。待ち合わせ場所の公園には、美羽はもう来ていた。薄い青のトップスに、白いチノパンを履いている。
「ごめん!待った?」
「待ってないよ。今来たところ」
叶羽と美羽は笑い合い、小学校へと向かう。美羽の私服を見るのは久しぶりで、叶羽は言った。
「ちょっと!私もリボンつけようと思ってたの!!かぶるから別の髪飾りにしてよ!!」
ベージュのトレンチ風ワンピースを着たお姉ちゃんが言う。叶羽の楽しい気分は一瞬にして打ち消された。舌打ちをし、お姉ちゃんを睨む。
「あたしが先にリボンにしたんだから、アンタが別をつけなさいよ!!」
「な、何よ!!アンタ年下のくせに!!」
「あ、もう時間だ。行かなきゃ〜。バイバ〜イ!!」
勝ち誇ったように叶羽はお姉ちゃんに笑い、家を出る。後ろからお姉ちゃんが喚き散らしていたが、全て無視をした。
待ち合わせ場所に叶羽は急いで向かう。待ち合わせ場所の公園には、美羽はもう来ていた。薄い青のトップスに、白いチノパンを履いている。
「ごめん!待った?」
「待ってないよ。今来たところ」
叶羽と美羽は笑い合い、小学校へと向かう。美羽の私服を見るのは久しぶりで、叶羽は言った。