TRUMPゲーム
「アリスちゃん!?」
「よかった!!おねーちゃん生きてて☆そうでしょ!!レイくん♪」
すると柱の影からレイくんが出てきた。
「お姉さん……………怪我ないですか? 大丈夫ですか。」
涙目になった瞳で見つめながら、『ぎゅうっ』と抱きついてきた。
「大丈夫だよ。私は怪我してないから。」
そう言うとレイくんはほっとしたような顔を見せた。
しかし、周りからい嫌な視線を感じた私は
一旦レイくんと離れた。
すると物陰から聞きなれた声が聞こえてきた
「早く要件を教えて 、私はこんな変な場所にずっと居たくないわ。」
声の主が影から姿を表す
すると私はすぐに聞きなれた声の理由がわかった
「生徒会長!?」
彼女は私の通っている学校の高等部の生徒会長だった