TRUMPゲーム
「あなたは……………行方不明の 真中ありあさん ではありませんか?」
行方不明!?
どういう事………………
何分か経つとアリスちゃんが流石に退屈したようで話し始めた。
「皆さん!!まずは、このゲームに参加してくれてありがとう!!ディーラーのアリスと〜〜」
「……………同じくレイです。」
「記念すべき第1ゲーム楽しかったかな?」
アリスちゃんの声に誰も耳を傾けていない。
ただ眉間に皺を寄せて考え込んでいる
周りを見渡すとさっきまで気が付かなかったが小学生くらいの子供も何人かいる。
みんなが黙っているとアリスちゃんは怒ったように頬を膨らませ。
「アリスちゃんのこと無視しないで!!みんなで意地悪するならこの鎌でみんなのこと失格にしちゃうんだから!!」
そう言い終わるとアリスちゃんは背中の方に手をやり大きな鎌を出してきた
それを見るととたんにレイくんはアリスちゃんの止めに入った。
「アリスちゃん皆はきっと………お腹がすいたんだよ!」
………………………
レイくんなんかごめん
「彩月希お腹すいたぞ!!」
静かな部屋で小さな女の子の声が響いた。
「わかったわ☆ごめんね気づいてあげられなくて!!じゃあディナーとしましょう☆」
アリスちゃんが『パチンッ』と指を鳴らすと大きな机ある部屋に移動していた。