TRUMPゲーム
周りを警戒しながら散策を再開すると

周りの草が不自然にざわめき出した
(もしかしてさっきの金髪天パか?)

しかし危険な気配は余りしない。


何分かその場に固まっていると諦めたのか草むらから二人の子供が私の前に現れた。

1人は髪を2つのお団子にまとめた強気そうな少女

もう1人はサラサラな髪を綺麗にカットした弱気そうな少年

(正反対な2人だな)

その場に固まっている私を見て少女は口を開けた

「ねぇ、お姉ちゃんはもう自分の能力使ってみた〜☆」

この喋り方………そう考えた途端頭にまたさっきのような映像が流れた

この少女が放送器具がある部屋で喋っている。

またお城のような部屋で自分のことを『ディーラー』と言っている

「ディーラー?」

私は築いたらそう口にしていた

その様子を見ていた少女は納得したようで

「それがあなたの能力 私たちは『ディーラー』お姉ちゃんには先に自己紹介しちゃうね☆
私はアリスだよ〜♪それで そこに居るいかにもめそめs」

「めそめそ言わないで!!!
僕はレイです お姉さんこれ使って今回のゲーム頑張ってください」

そう言うとレイくんは私にトランプ柄の銃をくれた。すると今度はアリスちゃんが、

「お姉ちゃん攻撃系の能力じゃないでしょ、それに手持ちの武器無いだろうし これはレイからのサービスだよ☆いらないんだったら私に頂戴♪」

目の前のは満面の笑みを浮べ手を差し出すアリスちゃんが居た

確かに私は手持ちの武器がないそれに私はさっき頭に流れた私の殺される光景を思い出しもらうことにした。

「ごめんねアリスちゃん私これ貰ってもいいかな?」

そう言うとアリスちゃんは膨れっ面になり

「別にいいよ私も武器は持ってるもん!!けどレイがずっと大事にしてた銃貰えてお姉ちゃんはいいな〜」

(レイくんはずっと大事にしてた銃を私にくれたの?)

「レイくん、本当に私なんかが君の大切にしていた銃を貰っていいの」

そう聞くとレイくんは

「いいよ。でもこのゲームでは絶対生き残ってね。」

レイくんがそう言うといつの間にか2人は消えていた。
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