TRUMPゲーム
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暖かい
目を開けるとそこには、昔のヨーロッパの騎士の人が着ていそうな服を着た眼帯の青年がいた。
「起きましたか、良かった。
指定の時間まであと少しでしたので起きなかったらどうしようと思っていたところです。」
そう言い終わると青年は少し微笑んだ。
周りを見てみるとお城のような内装の部屋で多分ここは放送で言っていた指定の場所なのだろう。
「ありがとうございます。あなたが私をここまで運んでくれたんですよね。」
私も微笑み返すと
チャイムのような音が鳴り、少女いやアリスちゃんの声が聞こえてきた。