【企】Sweet*Sweet*honey
「どうして!?何でカオルは意地悪するの!?…あたし…分かんないの…。カオルが本当にあたしのことが好きか…っ。分かんないよ…
あたしは…カオルが大好きなのにっ……」
大量の涙がこぼれ落ちて、あたしの服はびしょびしょ。
「杏…」
気づくと、冷たいはずのカラダが温かくなった。
気付くのに時間がかかった。
あぁ、あたし…カオルに抱き締められてるんだ…
「カオル…」
「何…言ってんだよ」
カオルの腕が更に強くなる。
「杏のこと…好きだよ。大好きだよ…」
「カオル…」
「杏がキスしたいって言ってきてくれた時、嬉しかった」
「カオル…?」