総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜
言われ慣れていないセリフに、たとえお世辞だとわかっていても顔に熱が集まってしまう。
きっと今、私の顔は真っ赤に違いなかった。
「とにかく、俺以外は簡単に入れるなよ。わかったか?」
「あ……えっと、はい……」
釘をさすように言ってくる蓮さんに、赤い顔を見られないよう俯いたまま返事をする。
「ん。わかったならいい」
蓮さんの、満足げな声が返ってくる。
はぁ……お世辞だってわかってるけど、私も一応女子、だから……照れてしまう。
顔の熱を冷ますように、パタパタと仰いだ。
「れ、蓮さんは、紅茶とココアとコーヒー、どれがいいですか?」
できるだけ平静を装ってそう聞く。
「じゃあ、コーヒーで頼む」
コーヒーか……なんだか大人だな。
きっと今、私の顔は真っ赤に違いなかった。
「とにかく、俺以外は簡単に入れるなよ。わかったか?」
「あ……えっと、はい……」
釘をさすように言ってくる蓮さんに、赤い顔を見られないよう俯いたまま返事をする。
「ん。わかったならいい」
蓮さんの、満足げな声が返ってくる。
はぁ……お世辞だってわかってるけど、私も一応女子、だから……照れてしまう。
顔の熱を冷ますように、パタパタと仰いだ。
「れ、蓮さんは、紅茶とココアとコーヒー、どれがいいですか?」
できるだけ平静を装ってそう聞く。
「じゃあ、コーヒーで頼む」
コーヒーか……なんだか大人だな。