君に恋するのは危なすぎる

ご飯を食べると、彼は綺麗に洗濯された
わたしに昨日来ていた制服を渡して、
お風呂まで貸してくれた。



......どこまでいい人なんだろうか......っ



わたしはシャワーを浴びながら、
沢山の可能性を考える。



やっぱりわたし騙されてる?

後からどっか腎臓とか売られるとか??
ただ単にナンパ???



どちらにしても、ここまで優しくて
ましてや、あんなにも......


かっこいい人に救われるなんて......っ



わたしなんかの事たすけてくれる人なんて
もっとおっさんを想像してたっていうか......



昨日の記憶がほぼ無いせいで
自分がどんな人に助けられたかも
覚えてないなんて、

わたし本当に呆れるな......



ってそんなことより、
お礼しなくちゃっ...........!



どうしよ......っ


わたしこういう時何するのがいいんだろう。




彼はわたしの命の恩人なのに......っ


わたし、なんにも持ってないからーーーーー
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