子供扱いしないでょ
出逢い
私の名前は佐野ひな
今は夜BARで働いている21歳。
同じ歳くらいの人達はまだ学生も多い。
私は中学生で荒れて学校には行かなくなり
最終学歴は高校中退という、まぁ、ありがちなやつなわけで。
見た目がハーフで顔立ちハッキリしてる事もあって、そこそこにモテる。
だからBARは皆優しくしてくれるし凄い働きやすいんだよね。
恋愛経験はホントに散々で。元彼はダメ男しかいない。
DVっぽかったりストーカーぽかったり
だから恋愛に向いてないのかなぁ、と最近は思ってるの。
だけどいつかホントに大事にしてくれる人に出会えるのを夢見てたりもする
そしてまさかこんな出会いがあるなんて私は知らなかった。。。
1月
バレンタインが近づいてお店にくるお客さんも多くなる季節。
街ではチョコレートの宣伝が目に入って
羨ましいような関係ないような複雑な気持ちになるの。
白い息を手にかけながら出勤してお店の子達といつものように他愛のない会話をする
1番なかのいいあいちゃんがまだ来てなくて
今日はお客さんと一緒に出勤するんだってーってマスターが言ってきた
その時はへーくらいにしか思ってなくて
まさか私が特別な感情を抱くなんて思ってもみなかったんだ。店の扉の音と一緒にあいちゃんとお客さんがはいってきた
「あいちゃーん!おつかれー!」
「ひなーおつかれちゃーん!」
とかいつもの感じで、そのお客さんは初めて見た人だった。
カウンター越しではじめましてって挨拶をしてたら
あいちゃんがそのお客さんを紹介してくれた。
「この人は薫さんっていうの、エリートなんだよ〜!こないだお店にふらっと来てくれたから連絡先交換して今日ご飯行ってきたの*°」
薫さんの第一印象は清潔感があって落ち着いてる人。
普通に話してその時はあいちゃんの事好きで通うんだろうな〜くらいの感じだった。
それから何回かお店にきてあいちゃんと薫さんと3人で話す事が多くなった。
そんな感じで月日がながれてはや5月。
いつもはあいちゃんと3人なんだけどその日は
たまたま薫さんと私だけだった。
薫さんがバツイチで子供がいる事を知った。
「一緒には住んでないんだ〜」って悲しそうにいう彼をみてなんか胸がザワザワした。
私の昔の話なんかもしたりして普通に楽しかった。
家に帰ってお風呂に入ってぼーっとしてると何故か薫さんのことばかり考えていて
なんでだろう???と思ってた。
連絡先も交換してなかったし特に連絡手段なかったからちょと寂しいななんて思ったり。
だけど20歳も離れてるから恋ではないと思ってた、
思おうとしてたのかもしれない。
それから1週間ほどしてまた薫さんはお店に来た
その時は会社の部下と一緒に来たのもあっていつもと少し雰囲気が違った気がした
普通に話をしてたらあっという間に時間がすぎて
もう帰ろうか、という雰囲気になっていた。
もう帰るのか。。そう思ったら気持ちより先に口が動いてて
「薫さん、よかったら連絡先教えてほしいです。」
そう言ったら少し間があいて
「え!?あ、俺の?全然いいよ、連絡するね」
って言ってくれた
またねと言って帰ってく背中を見ながら私薫さんの事好きなんだ。。と思ったら体が熱くなった。家に帰ってからも色々考えて、やっぱり好きなんだって思った。
だけどなんだか複雑な気持ちで。
久しぶりの恋愛が20歳差かぁ、薫さんから見たら子供すぎて無理だろうな
周りからも応援されないかもしれないな〜
あいちゃんともしいい感じだったら悪いな〜
そんなことばっかり考えてたら携帯が鳴った。
そこには薫さんからのメールがきていた
*°今日は楽しかったよ、ありがとう!今度よかったらご飯か呑みにでも行こうね、おやすみ^^*°
ニヤニヤしちゃって、嬉しくてさっきまで考えて事なんて全部飛んじゃって
その日は寝るまで1人でキャーキャー言っていた。
次の日、今日はあいちゃんに言おうと心に決めて出勤。
あいちゃんは先に来ていて私を見るなり抱きついてきた
「あいちゃん、今日話したいことあるんだけどいいかな?」
そういうとあいちゃんは
「いーよいーよ!今話してよ!」
と何故か嬉しそうにはしゃいでた。
私は自分の気持ちをあいちゃんに伝えた。
あいちゃんが薫さんといい感じだったら諦めるつもりだってことも話したら
「薫さんとはそんなんじゃないよ!てかめちゃくちゃ応援するよ〜!!」
っていってまた抱きついてきてくれて言ってよかったなぁ〜と思った。
あいちゃんにも話した事だし薫さんにメールしてみた
*°薫さんひなです、今週の土曜日よかったら一緒に呑みにいきませんか?忙しかったら大丈夫なので教えてください*°
何回も変じゃないか確認して送信。
送ったはいいもののなかなか返信こなくて徐々に自信喪失。。。
もうダメだ、寝よっと思った時に携帯が鳴った。
きた!!!と思って飛び起きて携帯をみる
*°ひなちゃんから誘ってもらえると思ってなかったから嬉しいです、土曜日一緒に出掛けよう*°
またもやニヤニヤ、嬉しすぎて恋っていいな〜と思ったよ。
土曜日までの3日間が長すぎて毎日着てく服調べたりして、これはこれで楽しいななんて思って。
きっとこの3日間は人生で1番はしゃいでたと思う
今は夜BARで働いている21歳。
同じ歳くらいの人達はまだ学生も多い。
私は中学生で荒れて学校には行かなくなり
最終学歴は高校中退という、まぁ、ありがちなやつなわけで。
見た目がハーフで顔立ちハッキリしてる事もあって、そこそこにモテる。
だからBARは皆優しくしてくれるし凄い働きやすいんだよね。
恋愛経験はホントに散々で。元彼はダメ男しかいない。
DVっぽかったりストーカーぽかったり
だから恋愛に向いてないのかなぁ、と最近は思ってるの。
だけどいつかホントに大事にしてくれる人に出会えるのを夢見てたりもする
そしてまさかこんな出会いがあるなんて私は知らなかった。。。
1月
バレンタインが近づいてお店にくるお客さんも多くなる季節。
街ではチョコレートの宣伝が目に入って
羨ましいような関係ないような複雑な気持ちになるの。
白い息を手にかけながら出勤してお店の子達といつものように他愛のない会話をする
1番なかのいいあいちゃんがまだ来てなくて
今日はお客さんと一緒に出勤するんだってーってマスターが言ってきた
その時はへーくらいにしか思ってなくて
まさか私が特別な感情を抱くなんて思ってもみなかったんだ。店の扉の音と一緒にあいちゃんとお客さんがはいってきた
「あいちゃーん!おつかれー!」
「ひなーおつかれちゃーん!」
とかいつもの感じで、そのお客さんは初めて見た人だった。
カウンター越しではじめましてって挨拶をしてたら
あいちゃんがそのお客さんを紹介してくれた。
「この人は薫さんっていうの、エリートなんだよ〜!こないだお店にふらっと来てくれたから連絡先交換して今日ご飯行ってきたの*°」
薫さんの第一印象は清潔感があって落ち着いてる人。
普通に話してその時はあいちゃんの事好きで通うんだろうな〜くらいの感じだった。
それから何回かお店にきてあいちゃんと薫さんと3人で話す事が多くなった。
そんな感じで月日がながれてはや5月。
いつもはあいちゃんと3人なんだけどその日は
たまたま薫さんと私だけだった。
薫さんがバツイチで子供がいる事を知った。
「一緒には住んでないんだ〜」って悲しそうにいう彼をみてなんか胸がザワザワした。
私の昔の話なんかもしたりして普通に楽しかった。
家に帰ってお風呂に入ってぼーっとしてると何故か薫さんのことばかり考えていて
なんでだろう???と思ってた。
連絡先も交換してなかったし特に連絡手段なかったからちょと寂しいななんて思ったり。
だけど20歳も離れてるから恋ではないと思ってた、
思おうとしてたのかもしれない。
それから1週間ほどしてまた薫さんはお店に来た
その時は会社の部下と一緒に来たのもあっていつもと少し雰囲気が違った気がした
普通に話をしてたらあっという間に時間がすぎて
もう帰ろうか、という雰囲気になっていた。
もう帰るのか。。そう思ったら気持ちより先に口が動いてて
「薫さん、よかったら連絡先教えてほしいです。」
そう言ったら少し間があいて
「え!?あ、俺の?全然いいよ、連絡するね」
って言ってくれた
またねと言って帰ってく背中を見ながら私薫さんの事好きなんだ。。と思ったら体が熱くなった。家に帰ってからも色々考えて、やっぱり好きなんだって思った。
だけどなんだか複雑な気持ちで。
久しぶりの恋愛が20歳差かぁ、薫さんから見たら子供すぎて無理だろうな
周りからも応援されないかもしれないな〜
あいちゃんともしいい感じだったら悪いな〜
そんなことばっかり考えてたら携帯が鳴った。
そこには薫さんからのメールがきていた
*°今日は楽しかったよ、ありがとう!今度よかったらご飯か呑みにでも行こうね、おやすみ^^*°
ニヤニヤしちゃって、嬉しくてさっきまで考えて事なんて全部飛んじゃって
その日は寝るまで1人でキャーキャー言っていた。
次の日、今日はあいちゃんに言おうと心に決めて出勤。
あいちゃんは先に来ていて私を見るなり抱きついてきた
「あいちゃん、今日話したいことあるんだけどいいかな?」
そういうとあいちゃんは
「いーよいーよ!今話してよ!」
と何故か嬉しそうにはしゃいでた。
私は自分の気持ちをあいちゃんに伝えた。
あいちゃんが薫さんといい感じだったら諦めるつもりだってことも話したら
「薫さんとはそんなんじゃないよ!てかめちゃくちゃ応援するよ〜!!」
っていってまた抱きついてきてくれて言ってよかったなぁ〜と思った。
あいちゃんにも話した事だし薫さんにメールしてみた
*°薫さんひなです、今週の土曜日よかったら一緒に呑みにいきませんか?忙しかったら大丈夫なので教えてください*°
何回も変じゃないか確認して送信。
送ったはいいもののなかなか返信こなくて徐々に自信喪失。。。
もうダメだ、寝よっと思った時に携帯が鳴った。
きた!!!と思って飛び起きて携帯をみる
*°ひなちゃんから誘ってもらえると思ってなかったから嬉しいです、土曜日一緒に出掛けよう*°
またもやニヤニヤ、嬉しすぎて恋っていいな〜と思ったよ。
土曜日までの3日間が長すぎて毎日着てく服調べたりして、これはこれで楽しいななんて思って。
きっとこの3日間は人生で1番はしゃいでたと思う
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