あなたと・・
浩介は、まだ告げるつもりは
なかったのだが・・・と
思いながら。
伝えたからには、
蒼の状態を見ながら
進めて行こうと思い・・・・・
俺は、蒼の病室を出ると
足立に連絡をした。
次の須藤先生の宿直日を
教えてほしいと・・・・
内容も踏まえて
憶測ではあるが
他には、考えられないから・・・・
別に罪を犯しているわけではないが
もし、蒼が目を覚ましたら
大変な事になる可能性もある。
蒼は、今でも、男性は、
俺と塁だけだ。
亮は、俺と一緒なら大丈夫だが
足立でさえもダメだ。
心療内科の診察も
進んでいるが。
まだまだ、時間がかかる
師長とは、師長が一人で病室に
きても問題はなくなったが
見知らぬ女性の看護師には
警戒がひどく、ふるえて話せなくなる
無理をすれば、意識を失う
師長の他に
後一人、女性の看護師に
少しずつなれてきてはいる。
足立は、了承してくれて
俺は、須藤先生の宿直の日に
蒼の病室に訪れてみようと
考えていた。
その事を亮にも
相談して、その日は、
亮に家に泊まってくれるように
頼んだ。