あなたと・・
夕方、亮が塁を迎えにきてくれたから
「なにかあったら、直ぐに連絡してくれ。」と、言ってから頼んだ。
塁は、いまは、落ち着いて
一人でも、寝れるようになってきたが
環境がかわると、わからないから
亮は、
「心配しすぎですよ。」
と、笑ってくれたが。
あの子をずっと見てきたから
心配でもあるが·····
亮がいれば、大丈夫だと
言う気持ちもあった。
蒼は、亮以外のスタッフにも
まだ、慣れないから
いまは、無理をして
亮以外には合わせないように
している。
塁を送り出すと
手持ち無沙汰になり
二人で笑ってしまった。
食事をゆっくりとり
お風呂に入り
ワインで乾杯をした。
蒼と繋がる日に
渡そうと準備していた
指輪を出して
蒼に
「蒼、必ず幸せにする。
これを嵌めてくれるか?」
と、言うと
驚いた顔をしながら
何度も、頷いてくれた。
蒼の左手の薬指に
結婚指輪を嵌めた。
蒼は、俺の左手に嵌めてくれた。
なんか、すごく照れるけど
心が引き締まる思いだった。
[二人に一生、責任を持つ]
と、いう意味で。
入籍の時には、蒼にダイヤの
ネックレスを渡した。
入籍記念のつもりで。
蒼は、結婚指輪を
ずっと、見ながら
嬉しそうにしていた。
「気に入ってくれたか?」
と、訊ねると
「はい。とっても。」
「本当なら、一緒に選んだ方が
良いと思ったが、
自分だけで見て決めたかった。
俺が選んだ物を蒼が身につけて
くれる事が俺の望みだったから
勝手にすまん。」
と、言うと
「ううん。すっごく、嬉しい。」
と、言ってくれた。
俺は、蒼を抱き上げて
「きゃっ」
「蒼、待てない、すまん。」
と、言って寝室に連れて行き
ベッドにそっと下ろすと
自分の上を脱ぎ捨てて
蒼に股がる。
「蒼、怖い時は言え。」
と、言いながら
蒼の顔中にキスをすり
一つ、一つ丁寧に
愛してる‥‥‥と、囁きながら
唇に戻り舌を絡ませて
吸い上げると
蒼から甘い吐息がもれる
蒼のパジャマを脱がせて
胸に手を寄せると
蒼がピクッとしたから
大丈夫か?ときくと
ウンウンと、頷く
胸に唇を寄せ
あまがみしたり、吸い上げたり
両手で揉みあげたり
蒼の胸は、綺麗で
そりたっている。
俺の唇は・指は
蒼の胸を堪能しながら
お腹に触り····
下着を脱がせながら
お腹から腰
腰から太ももを撫で上げ
蒼の中心をとらえて
上下に撫で上げると
蒼の腰がピクピクとなる
下着も取り
自分も全てを脱ぐと
蒼の中心に指をいれて
ゆっくり進む
指が中に入るとき
蒼の手が動いたから
「いやか?」
と、言うと
「‥‥‥大丈夫っ‥‥」
と、言った。
俺は、蒼の顔を見ながら
少しずつ進めていく
直ぐにでも入りたいが
蒼を怖がらせたり
辛い思いをさせたくない
ゆっくり、ゆっくりと慣らしていく
その間も、蒼の名前を呼び
誰が身体触っているかを教える。
「んっ‥‥ふぅ‥‥ん‥‥‥」
「あおいっ‥‥いれるぞ‥‥‥」
「‥‥‥‥うっ‥‥ん‥‥‥ふぁ‥‥‥」
「‥‥くっ‥‥‥はぁっ‥‥‥きっ‥‥‥」
浅く‥‥深く‥‥腰を‥‥うちつけ‥‥‥
「あ‥おいっ‥‥たま‥‥らっ‥‥ない‥」
「‥‥‥やっ‥‥‥あ‥‥あん‥‥」
二人で果て
はぁ、はぁっ、息を整えながら
「蒼っ、悪い‥‥‥‥」
「うっ‥‥‥ん‥‥‥‥」
続けて入ってくる、浩介に
蒼は、必死にこたえる
浩介が欲をはいたとき
蒼は、意識を失なった。
浩介は、そっと蒼を抱き上げて
身体を洗い流し、湯船につかる
その時、蒼がもぞもぞ動き
「目が覚めたか?」
「あっ、はい。」
「悪い、無理させた。」
「ううん、幸せ」
と、言うから
思わず下から、また入り込んでしまった
「やっ‥‥‥あ‥‥あ‥ん‥‥‥っ」
「はぁっ‥‥たまら‥‥ないっ‥‥」
腰を打ち上げると
再び、蒼は意識をとばして
浩介は、蒼の身体を綺麗に拭いて
ベッドに寝かせて
蒼を抱きしめて自分も目を閉じた。