あなたと・・
目が覚めると
肌色の物体が目の前に
あっ、浩介さん
蒼は、浩介に抱きしめられて
眠っていた。
カーテンからは、陽がもれ
あ~、幸せだなぁ
と、思っていると
「何、ニヤケてる?」
「なっ、ニヤケてなんか
もぅ、起きていたのですか?」
「ああ、今な
身体、大丈夫か?」
「えっ、はい、たぶん?」
「そうか?それなら良かった。
まだ、ゆっくりしていても
よいが、どうする?」
「浩介さん、お腹は?」
「う~ん、そうだな?すいたかな」
「では、作ります」
と、ベッドを出ようとして
蒼は、自分がなにも着てないのに
気づいて
「きゃ~っ」
「あはは、もうすべて見」
「もう、黙って。
浩介さんは、目を瞑っていて下さい。」
「あ~あ、はいはい。」
蒼は、服をかき集めて
脱衣場に走る
浩介は、蒼がでてから
ゆっくり着替えをした。
蒼が、食事の準備をしている間に、
浩介は、メールのチェックをした。
蒼から、
「準備できましたよ。」
と、言われて二人で食べる。
「「なんか、いいな・良いね
こんなの・・・・・」」
と、二人は、同じことを
呟き、二人で笑った。
蒼は、片付けをして
浩介にコーヒーをいれて
二人で寛いでいた。
「蒼、少し落ち着いたら
旅行にいこうな?塁も一緒に」
「はい。でも
浩介さん、お忙しいから
無理しないでくださいね。」
「ああ、大丈夫た。
俺が、蒼と塁と行きたいんだ。
沢山、思い出を作りたい」
と、言うと
「はい。」
と、蒼も嬉しそうにしていた。