あなたと・・
あの声・・・
あの声は・・・
子供達が各々
学校や保育園に行った後
そういえば・・・・と
あの夜の
病院で起こった
不思議な出来事を
蒼に話した。
やはり、蒼は
まったく、知らなかった?
なんとなく
何事か、起こっているのは
感じていたらしい・・・が。
その時の須藤医師の話しもした
だが、蒼は須藤医師の顔さえ
覚えていなかった。
浩介は、そうか、そうか
顔も覚えてないか
と、嬉しそうにしていたら
「ふん。だから、言ったではないか」
と、あの声がふと・・・耳に・・・
えっ?と、蒼を見るが
蒼は、近くにいなかった。
この不思議な出来事を
二人は、年をとってもからも
何度も話しあった・・・・。。。
蒼は······
あなたと・・
いつまでも、何時までも、
ずっと一緒に、生きて行きたい
そう、願っていた。