海の景色が変わる頃には…
プロローグ
目の前には綺麗な海が広がっている。
空は今日も吸い込まれるような青。
この場所は家から歩いて20分程。
国道を抜け、木漏れ日がさす大きな木のトンネルを抜けるとジェットコースターのように急な下り坂がある。
坂道のてっぺんから遠くを見るとまるで宙に浮いているようだ。その坂を下ると砂浜に出る。この海を眺めながら1人で過ごす時間が好きだ。
「凛ー!!」
名前を呼ぶ声がして振り返るとお母さんが遠くで大きく手を振っていた。
空は今日も吸い込まれるような青。
この場所は家から歩いて20分程。
国道を抜け、木漏れ日がさす大きな木のトンネルを抜けるとジェットコースターのように急な下り坂がある。
坂道のてっぺんから遠くを見るとまるで宙に浮いているようだ。その坂を下ると砂浜に出る。この海を眺めながら1人で過ごす時間が好きだ。
「凛ー!!」
名前を呼ぶ声がして振り返るとお母さんが遠くで大きく手を振っていた。