あなたの優しさは私しか知らない



車なの中では、私はボーっとしてた。

その横で 仁さんは 私の髪の毛であそんでいた。

顔に熱が集まるのが分かった。

「あっ、あの 仁さん!」

私は勇気を振り絞って仁さん に言ってみることにした。

「"ああ"?」

「あの、髪の毛で遊ばないでください!」

「............."ッチ"」

私が、言っても 私の髪の毛で遊ぶのをやめてくれない 仁さん。

< 32 / 97 >

この作品をシェア

pagetop