きっとシンデレラじゃない
絶望っていうのは、今の僕のことを言うのだろう
毎日、まじめに働いて50年たった。唯一の取り柄は、無遅刻無欠席ぐらいだ。
結婚すら出来なかった、僕は完全なる負け組だろう。
上司『佐原くん。今日で首だから。』
「?急に、何でですか?僕何かしましたか?」
上司『えー、だってキミ昨日大口の社長を怒らせたじゃん。』
「え?あれは…たしか、僕のせいでは無いはずですが…」
上司の失敗を直接指摘することは、気の弱い僕には出来ず…
上司『いいから、責任はキミが取ることになってるから、今までありがとうね。』
そう簡単に言われ、荷物をまとめるように段ボール箱を渡された。
毎日、まじめに働いて50年たった。唯一の取り柄は、無遅刻無欠席ぐらいだ。
結婚すら出来なかった、僕は完全なる負け組だろう。
上司『佐原くん。今日で首だから。』
「?急に、何でですか?僕何かしましたか?」
上司『えー、だってキミ昨日大口の社長を怒らせたじゃん。』
「え?あれは…たしか、僕のせいでは無いはずですが…」
上司の失敗を直接指摘することは、気の弱い僕には出来ず…
上司『いいから、責任はキミが取ることになってるから、今までありがとうね。』
そう簡単に言われ、荷物をまとめるように段ボール箱を渡された。
< 1 / 8 >