WhiteSnowPrincess
「仕方ないですね〜。今回だけですよ?」

一方、お城では鏡が森へ行くことが決まりました。

「それでこそ私の鏡だ。」

女王は勝ち誇った顔で杖を地面に一度、突きました。

――トン…

すると、突然鏡が悲鳴を上げ始めました。

「ぐあっ…あ熱い!熱ッ!!あっあぁぁぁあぁぁあぁあ…ッ!!!!!!」

その苦痛の叫びは、城内全体に響き渡りました。

しばらくして…
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