WhiteSnowPrincess
「え……うん。」

白雪姫はティーカップを片手に小さく頷きました。
気付けばもう一人の老人が白雪姫の横に座り、ゆっくりと話を始めました。

「じゃあ、良かったらこの家で暮らすといい。ワシらはドワーフという種族の者だ。お嬢ちゃんを歓迎するよ。」

「え、いいの?」

「ホホッ。勿論。」

白雪姫はその声に安心し、満面の笑みで感謝の気持ちを伝えました。

「ありがとう。お掃除、がんばるね!」
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