WhiteSnowPrincess
その頃家では、ハピ爺とスリプーがお留守番をしていました。

――ゴゴゴゴゴ…

「ホ!地震じゃ!」

「Zzz…。」

ハピ爺は素早くスリプーと共にテーブルの下に潜り込みました。

その時、スリプーが今までに例を見ないくらい大きく目を見開き、騒ぎだしたのです。

「白雪姫が…雪の神の子が堕天使となってやって来る!救わなければ…救わなければ我々っ…我々ドワーフが滅んでしま……がっ…あぁ。白雪姫…ぇ。」

そして彼は原因不明の死をとげました。
< 36 / 88 >

この作品をシェア

pagetop