WhiteSnowPrincess
「そうか…くれぐれも気を付けろな。もう、悲しむのは嫌なんだ。」

「…うん。」

「まあまあ。そうじゃ白雪姫!プレゼントがあるんじゃ!ホホッ」

ドクターと白雪姫の間に明るいハピ爺の声が割って入ってきました。

「え?プレゼント…?」

白雪姫が首をかしげると、ドクターも思い出したように勢い良く立ち上がりました。

「そうだったな!ほれ。」

ドクターから渡された袋の中には、綺麗な黄色とブルーの2着のワンピースに、花を形どった白い髪飾りがはいっていました。

「きゃー可愛い!ありがとう!」

白雪姫はぴょんぴょん跳ねて喜びました。

「そういえば着替えがないと思ってな。」

「髪飾りは白雪姫に似合うと思ってワシが選んだんじゃよ、ホホッ。」

「凄い嬉しい!本当にありがとう!」

その日の夜はあっという間にすぎて行きました。
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