過ちの傷跡 短編小説
止めたもの
私は・・ゆっくりと手にカッターをむける
どこかで聞いたことある・・
手首を切り落とす勢いできらないと・・
本当に死ねないらしい
恐怖なんて感じない
けど・・
溢れ出る涙は止まることをしらない
「さよなら・・短き人生」
カッターをぬけたその瞬間だった
私の頭の中を思い出が駆け抜けた
さっきまで死にたいと考えていた
私を止めるように
思い出は流れ続けた
どこかで聞いたことある・・
手首を切り落とす勢いできらないと・・
本当に死ねないらしい
恐怖なんて感じない
けど・・
溢れ出る涙は止まることをしらない
「さよなら・・短き人生」
カッターをぬけたその瞬間だった
私の頭の中を思い出が駆け抜けた
さっきまで死にたいと考えていた
私を止めるように
思い出は流れ続けた