過ちの傷跡 短編小説
仲間
どこかで声が聞こえた





”周りを見てごらん”






”一人じゃないよ・・”






って・・





光が見えた・・。






「やめろよ!!」






私はその声に救われた。







”もう一人じゃないんだよ”







もう・・





一人で過ごした日は終わるの?





一人で隅っこにいた日は終わるの?






あけない夜はないと聞く。







でも




今は・・夜が明けることを・・願っている・







周りに誰かがいるって・・わかったから。
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