過ちの傷跡 短編小説
過ちの傷跡
寂しくて泣いた15の春






一人になった15の夏







死にたいと思った15の秋








手を差しのべられた15の冬







周りに誰かがいることがこんなに








「幸せ」









なんてしらなかった15の私







過ちを繰り返し







自分で命を経とうとした15の私







もろかった私に







さよならをしよう・・・








15の私にお別れをしよう









いまでも






”過ちの傷跡”






は私の腕に残っている






でも・・







あの時の事を後悔なんてしていない






寂しさは誰にもあって








乗り越えられるのは自分だから・・・







上を向いて







空は広いから・・・








辛い時も








寂しいときも








空を見上げれば・・








何千万・・・何億の人があなたのそばにいるから・・
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