過ちの傷跡 短編小説
暗闇
暗くて苦しい

明るくて楽しい

人間はそんな毎日を過ごしてる

他人の言葉に左右され

自分は笑ってすごしてる

そうでしょ?

人間は誰しも強いわけじゃないから

暗闇を彷徨う私は

今日も一人で歩いてる

暗闇を彷徨う私は

今日も一人で笑ってる


家族も


友達も


先生も


誰もいない中で過ごしてる



「淋しい?」



なんて聞かないで

私はそんな弱くない

一人でも歩ける力を持っている

だから


「辛いの?」



「苦しいの?」



なんて聞かないで・・

私はきっと・・

その言葉に甘えてしまうから
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