屍病
「じゃ、じゃあさ! クリーチャーはイーターを食うだろ? どこかに隠れて、クリーチャーがイーターを全滅させてくれるのを待つっていうのは……」
「この町全体で、イーターが何千人いると思ってんの。それに、クリなんとかだってどれくらいいるかもわからないし。イーターだって、人間だけを食ってるわけじゃないでしょ。店の食べ物も、いつ尽きるかわかんないんだから」
風雪にさえ反論されて、さすがに絶望したのか、桐山はシートに身を沈めてため息をついた。
この町で、安全に生きていこうと思うなら、イーターを全て排除してしまえばいいと私も考えたことはある。
大変だけど、可能性のひとつとして。
だけど、イーターが突如変異した、桐山曰く「クリーチャー」の存在。
雄大が包丁を突き刺しても、逆に折られてしまった。
そして、イーター以上の凶悪性。
人間の力では……あのクリーチャーを殺す手段がないのだから。
拳銃でもあれば、話は別かもしれないけど。
「うん? 拳銃?」
「なに、いきなりどうしたの? 愛莉」
ボソッと呟いた言葉に、真倫ちゃんが反応する。
不思議そうに首を傾げて。
「この町全体で、イーターが何千人いると思ってんの。それに、クリなんとかだってどれくらいいるかもわからないし。イーターだって、人間だけを食ってるわけじゃないでしょ。店の食べ物も、いつ尽きるかわかんないんだから」
風雪にさえ反論されて、さすがに絶望したのか、桐山はシートに身を沈めてため息をついた。
この町で、安全に生きていこうと思うなら、イーターを全て排除してしまえばいいと私も考えたことはある。
大変だけど、可能性のひとつとして。
だけど、イーターが突如変異した、桐山曰く「クリーチャー」の存在。
雄大が包丁を突き刺しても、逆に折られてしまった。
そして、イーター以上の凶悪性。
人間の力では……あのクリーチャーを殺す手段がないのだから。
拳銃でもあれば、話は別かもしれないけど。
「うん? 拳銃?」
「なに、いきなりどうしたの? 愛莉」
ボソッと呟いた言葉に、真倫ちゃんが反応する。
不思議そうに首を傾げて。