そして、君に恋をした

今日の玉川の水の流れはゆっくりで凄く穏やかだ。



玉川で制服を来た青年を見つけた。



あの後ろ姿……。



──もしかして、太宰さんでは……?




そう思って木の影から隠れて様子を見ていた。





青年が振り返った。


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