そして、君に恋をした


死ぬことと生きることは背中合わせだ。


だが、そこにほんの僅かなズレが生じたら……。


絶望感。



消失感。



孤独感。



先の見えない不安……。



それらに、一気に飲み込まれる。



うまい言葉を並べて誘惑しようと、


音もたてずに“死”が忍び寄ってくる。


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