一生片思い
私が佐篠くんに今も片思いしてるのは秘密。
3年生になる前に、『もう…なんとも思ってないよ』なんて嘘ついた。
嘘をついたバチがあたったのか…クラスが離れてしまった。
嬉しいけど、嬉しくない…そんな複雑な気持ちになる。
香「冗談だよー! 怒った?ゴメンね。」
凪「怒ってないよ。」
香「よかったぁ、でも、さっき……」
ガラガラガラ…
先「授業始めるぞー。席つけ」
香「あっ、また後でね」
何を言いかけたんだろう…まだ好きだってバレたのかな。やばい…もっと上手く偽らないと…
キーンコーンカーンコーン
香「凪沙!お昼食べよー!」
「うん、わかった。いつものとこね」
私たちはいつも、今は使われていない教室で2人で食べてる。
3年生になる前に、『もう…なんとも思ってないよ』なんて嘘ついた。
嘘をついたバチがあたったのか…クラスが離れてしまった。
嬉しいけど、嬉しくない…そんな複雑な気持ちになる。
香「冗談だよー! 怒った?ゴメンね。」
凪「怒ってないよ。」
香「よかったぁ、でも、さっき……」
ガラガラガラ…
先「授業始めるぞー。席つけ」
香「あっ、また後でね」
何を言いかけたんだろう…まだ好きだってバレたのかな。やばい…もっと上手く偽らないと…
キーンコーンカーンコーン
香「凪沙!お昼食べよー!」
「うん、わかった。いつものとこね」
私たちはいつも、今は使われていない教室で2人で食べてる。