女の子のミカタ
いつもの自分とは掛け離れた華奢な身体。

腕の感触も違う。頬を触ってもチクチクしない。


すべすべしてて柔らかい。

まるで、女みたいだ……。

みたいじゃない……。


女そのものだ……。


俺は女になってしまったのだっっ!!!


何が、どうなってるんだ?

あれ?俺は実は女だったか……?

待て、待て、落ち着け。俺。そうか、夢だ。これは夢だ。夢なんだ!


朝になったらケータイのアラーム音によって全て消えうせるはず。


そうだ、夢だ。こんな非現実的な事起きるはずない。
有る訳ない。
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