キャンディー





拓也は、修に何かを話そうとしていた。





『修、あっ、あっ、あっ、』

何を話そうとしているのかが、全く分からない。




だが、修は拓也が何を話そうとしていたか何となく分かっていた。







俺は、拓也に近づいた。




そして…

拓也の耳元で小さく囁いた。

『拓也、その女の人どうにかしとけよ。俺は、もぅ一人の人どうにかしとっから』

『えー、なっ何言ってんだよっ』



そぅ言って修は、もぅ一人の人と一緒にご飯食べに映画館を出て行く。













そして、二人きり。












< 34 / 114 >

この作品をシェア

pagetop