キャンディー
拓也は、修に何かを話そうとしていた。
『修、あっ、あっ、あっ、』
何を話そうとしているのかが、全く分からない。
だが、修は拓也が何を話そうとしていたか何となく分かっていた。
俺は、拓也に近づいた。
そして…
拓也の耳元で小さく囁いた。
『拓也、その女の人どうにかしとけよ。俺は、もぅ一人の人どうにかしとっから』
『えー、なっ何言ってんだよっ』
そぅ言って修は、もぅ一人の人と一緒にご飯食べに映画館を出て行く。
そして、二人きり。