キャンディー
俺ゎ、電車から降りた。
『やったぁ、キャンディーだっ』
あの子すっごぃ美人で優しそうな人だったなぁ。
『ピピピピッ』
あっもしもし、うん。そうなんだよっ。
でも、電車で知らない女の子からキャンディー貰って元気復活って感じ?
『お、お前それってお前の事築いてたんじゃないの?』
そんなコトないと思うケド。だって、サングラスしてたし。
『そっかぁ。じゃぁその女の子見知らぬ人にキャンディーあげるなんてスゲェなっ』
ねぇ、恋したらダメだよな?
『当たり前だろ、何が起こっても恋愛はダメって上の人から言われてるじゃん』
そぅ…っだ…っよなぁ……。
『お前、まさかその女の子好きになったのか?』
…おっおぅ、一目惚れってヤツかな。
だって、あの子美人でカワイイ人だった。
修も見たら絶対気になっちゃうと思うよ。
『そんなに美人だったのかよ?』
あぁ~、もぅ忘れられねぇんだよ。
『でも、忘れろよ!!』
もぅ、今日ゎ寝る。じゃあな。
今、俺と電話していたのは
水野 修《17歳》拓也と同じユニットのメンバーの1人で、俺と一番仲がいいヤツ。�
あと、いつでも相談にのってくれる。
あぁ~、また会いてぇ。
その頃、奈菜も拓也の事考えてた。